品質試験
コンクリートの中性化とは、本来アルカリ性(水素イオン濃度pH値12~13の強アルカリ性)であるコンクリートが、外部環境の影響を受けてアルカリ性を失っていく現象のことです。 中性化試験では、鉄筋の腐食要因であるコンクリートの中性化の進行度合いを調査します。
品質試験

採取したコアにフェノールフタレイン1%エチルアルコールを噴霧し赤紫色に呈色反応した位置を見て、中性化の進行度合い、中性化深さを測定します。
品質試験 作業写真




塗膜採取

鋼橋の主桁・主構などの塗膜をソノスプリッター(高機能超音波塗膜剥離装置)やディスクグラインダーを用い採取します。
採取した塗膜に対し、「含有量試験」や「溶出試験」を実施し、鉛や六価クロムPCBの有害物質の分析を行います。
塗膜採取 作業写真



